ジムニー(JA11)のオイル交換とオイルフィルター交換方法とオイル量

車のハンドル

トランポにするか手放すのか分からないけど手元にオイルとフィルターがあるので交換することに。

本日の作業はJA11のオイル交換とオイルフィルターの交換。

目次

JA11のオイル交換

ジムニー

オイル交換はオイルを抜く前に必ずオイルを入れる場所を開けれることを確認してから作業してください。

万が一、オイルフィラーキャップが固くて開けれないのにオイルを抜いてしますと大変なことになります。エンジンオイルだけではなくミッションオイル、デフオイルも同じ。

ジムニーと手

JA11のオイルフィラーキャップはこの黒いやつ。オイル交換をしたことがある人なら一目で分かると思いますが、知らない人には未知の部品。このキャップを反時計回りで緩めます。

オイルフィラーキャップが緩むことを確認出来たら次はオイルを抜きます。抜く方法は定番の下抜き。オイルパンのドレンボルトを外してオイルを抜きます。オイル受け、もしくはオイルの処理パックをドレンオイルパンの下に置きます。

自分のJA11のドレンボルトは17mmでした。スパナでは外さず必ずメガネレンチで外しましょう。

ジムニー

ドレンボルトを外すと勢いよくオイルが出てくるので気を付けてください。万が一オイル受けにドレンボルトを落としても後から探し出せば問題なし。

ジムニー

オイルが抜けたらドレンボルトを元に取り付けます。ドレンボルトのワッシャーは交換ごとに交換が一番ですが、自分の場合は二回に一回で交換。今回は前回交換しているのでそのまま再利用しますが、この判断は自己責任でお願いします。

オイルパン、ドレンボルトについたオイルをパーツクリーナーで綺麗に落とします。

オイルフィルター交換

ジムニー

次はオイルフィルターを交換します。オイルフィルターはこの黒い部品。オイル交換2回で1回交換します。

フィルターレンチ

手で回らなかったのでフィルターレンチを使います。サイズは64。工具屋さんやホームセンターの工具コーナーで購入できます。

オイルフィルター

フィルターに取り付けて反時計回りで緩めていきます。フィルターレンチはラチェット、メガネレンチをかけて使うことができます。緩めていくとオイルが出てくるのでオイル受けを必ずオイルフィルターの下に移動しておくことが大切。

ジムニーとオイルフィルター

新しいオイルフィルターがこれ。ホームセンターでいつも在庫があるスズキ純正。スズキは基本的にほとんどのエンジンがこのオイルフィルター。

オイルフィルター

スズキ純正のオイルフィルターはOリング部分にしっかりとオイルが最初から塗ってありますね。

オイルフィルター

昔からやっていることなので念のために古いフィルターに擦り合わせてエンジンオイルを塗り付けます。

こうすることでOリングがねじれないようにするんですが、スズキ純正のオイルフィルターはオイルが塗ってあったのでやらなくても大丈夫ですが、社外品などの時はオイルが塗布されているか確認してされていなければオイルを塗って方が良いかと思います。

ジムニーとオイルフィルターと手

元あった場所に締めこんで取り付けます。ドレンボルト同様、舐めないようにまっすぐ入れてください。

締め付けは手で思いっきり締め付ける程度で問題ありませんが、オイル漏れがないかしばらくチェックしておくと安心です。

オイルを入れる

オイルとオイルジョッキ

ここまで来たらオイルを入れる作業。使うオイルはカストロールのGTX DC-TURBOの10w-30。

オイル交換時 2.7L
オイル交換とオイルフィルター交換時 2.9L
分解時 3.1L

上記がオイル交換時のオイル量の目安になります。「オイル交換時」と「オイル交換とフィルター交換時」が基本のオイル量になります。

今回はオイル交換とオイルフィルター交換をしたので2.9Lとなります。ですがきっちり2.9L入るわけではないので2.5~7くらいいれたあたりからオイル量をチェックしながら入れすぎないようにしましょう。

ジムニー

オイルの入れ口は最初に開けたオイルフィラーキャップの部分から入れます。溢れやすいのでゆっくり入れていってください。

約2.7ほど入れました。この状態で一度キャップを閉めてエンジンをかけます。オイルフィルターに送られたオイル分が減るのでエンジンをかけて油圧をかけてオイルフィルターまでオイルを送るためです。

そんな長くアイドリングしなくてもオイルランプが消灯するくらいで問題ありません。数分時間をおいてオイルの量をチェックします。

ジムニー

オイルレベルゲージはこれ。

ジムニー

一度引き抜いてオイルをふき取ってから再度入れ直してオイルの量を確認します。穴と穴の間にオイルがあれば問題ありません。

ジムニー

少し少なったので100cc程度足しました。レベルゲージの丁度真ん中あたりにきました。適正量です。

ちなみにJA11のこのオイルレベルゲージの上限と下限の差はオイル約1L差です。

オイル処理パック

最後にオイルを処分をします。近くのガソリンスタンドで引き取ってもらうことも可能ですが(事前に要確認)廃油を処理する処理箱もあります。これはホームセンターで買いました。

僕の住んでいる地域ではこの処理箱に入れて捨てれば可燃ゴミの日に回収してもらえます。都道府県で処理方法の違いがあるかもしれないので各自確認してみてください。

ちなみに6.5Lの大容量を使っているのはほかに所有しているバイクのミッションオイルとエンジンオイルも交換するためです。

オイル交換まとめ

今回はJA11のジムニーのオイル交換とオイルフィルター交換をしました。オイル交換は比較的簡単な作業ですが、間違えるとオイル漏れを起こしたりしてエンジンの故障になりますので一つずつ確認しながら確実に作業して下さい。

走行後にオイルフィルターやドレンボルトから漏れはないかチェックしておくこともお忘れないように!

 

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