猟友会が開催している狩猟免許の初心者講習会に行ってきましたので、どんな感じでどんなことを学んだかを書きたいと思います。
講習会のタイムスケジュールは以下↓
- 9:00~9:30 受付
- 9:30~12:00 法律・鳥獣に関する知識など
- 12:00~13:00 昼休憩
- 13:00~14:30 わな猟 鳥獣判別・わなに関する知識・わなの架設実技
多少の時間の前後はありましたが、ほぼこのタイムスケジュールで進みました。
ちなみに講習会は写真・動画撮影は禁止でしたので画像はありません。
目次
狩猟免許試験の前に必ず受けておきたい初心者講習会
わな(罠)の構造や設置方法、試験に出てくる可能性の高い問題などを教えてくれる講習会なので、初めての人は必ず受けておきたい講習会だと思いました。
持って行く物は事前の届いた狩猟読本・狩猟免許試験例題集・受講票(受講料を支払い後に郵送で届く)・筆記用。
受講されている方の大半は50~60代くらいでしょうか?女性の方もいました。若い方は数人、僕もそんなに若くないですが、この中ではだいぶ若い方でした。下から数えて3~4番目くらい。
そう言えば講習会が開催される建物に入ったらわな屋さんのカタログ配っていたので頂きました。全く知らない世界のカタログなので、お酒を飲みながら1時間くらいじっくり読ませてもらいました。知らない世界ですが、色々と自作したりも好きなので面白かったです。
9:30~12:00 法律・鳥獣に関する知識
初心者講習会が始まると最初に法律・鳥獣に関する知識から始まりました。
講師の方から聞き慣れた方言が時折混ざります。地元の猟友会の方だと聞いて納得。
まず最初に試験での聴力テストのやり方、狩猟鳥獣判別の回答の書き方など教えてもらえました。
その後、狩猟読本と例問集使って学んでいくのですが、基本的には試験に出るであろう問題を、狩猟読本の問題の答えが書いてある場所を交互に教えて言ってくれると言った感じでした。
その部分の内容を家で学習してくださいと言った感じ。闇雲に全てを覚えるより効率良いですね。もちろん法令やルールに関してはしっかり理解しておかなければいけないことなので、試験に出る確率の高い問題以外も勉強しておきます。
12:00~13:00 昼休憩
実際は少し早く昼休憩になりました。各自、昼ごはんを持ってきている人がいたり外食に行ったりと自由に昼休憩をとっていました。
僕は食事を済ませて早めに帰り、席に座って始まるのを待ちました。人に話しかけることが苦痛な僕には友達作りは無理でした。
13:00~14:30 鳥獣判別 わなに関する知識 わな架設実技
お昼からは第一種銃猟免許(第二種も)とわなの人で教室が分かれました。
わなに関する知識から学びます。わなの種類、どのわながどの免許で扱えるかなどなど。ここでも実際にわなに関する問題で試験に出てくる場所を教えてもらえました。
その後はわなの架設実技へ。
はこおとし・くくりわな・筒式いたち捕獲器・はこわな・トラばさみ・かすみ網・とりもちの実物が目の前に並び、どの猟具が使えるか、使えないか、現在では違法なのかを学び、その後はストッパーの有無の見分け方を実際に手に取り学びました。
わなの架設実技ではくくりわなを使うのかと思ったのですが、小型のはこわなでした。試験では必ずこのはこわなが使われるのか不安ですが、講習会ではこわなの架設しかやらなかったので大丈夫と信じて試験に行こうと思います。
鳥獣判別
最後に鳥獣判別についてでした。
僕はわな猟免許なので基本的には獣しか取れないのでどうなんだろうか?と思っていましたが、やはりわな猟免許の人は鳥の方は覚えなくて良いようです。
令和2年度の狩猟読本の5〜6ページの狩猟鳥獣を覚えれば良いとのことでした。
実際に試験では画像に出てくる獣に対して狩猟可能かを○×で答え、○の場合は獣の名前を書くそうです。×の場合は名前は書かなくて良いそうなので狩猟可能な獣の姿と名前さえ覚えておけばオッケー。
試験に使われる絵では基本的に狩猟可能な獣は尻尾が下がっている物が多く、狩猟禁止の獣は尻尾が上がっている物は多いです。狩猟鳥獣のタイワンリスは尻尾が上がっているので全てではありませんが・・・一応参考までに。
ここまでで講習会は終わりです。
狩猟免許 初心者講習会を受けてみて思ったこと「わな猟」
今回受けた講習会ですが、周りに猟師がいない人なら必ず受けた方が良いなと思いました。試験問題対策はもちろんですが、何より触ったことのないわなについて説明してもらえ、実際に手にとって現物が見れます。
それに試験に出てくるわなの設置やネームプレートの置き方なども教えてくれるので初心者は絶対に出ておくべき講習会だと思います。